ブログにグーグルアドセンス（Google Adsense）を貼っている方は多くいますが、果たして儲かるのでしょうか？
アフィリエイトとアドセンス、どちらもウェブサイトに掲載する広告です。
しかし、両者の仕組みには大きな違いがあり、適性のあるサイトも異なっています。
ブログでの収益化を考えはじめると、「Googleアドセンスとアフィリエイトって併用できるの？」、「併用すると収益って増える？」など気になりますよね。
今回は、アフィリエイトとアドセンスの使い分けについて解説します。
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Contents
ブログで広告収入が得られる仕組み「アフィリエイト」と「アドセンス」
ブログを訪れたユーザーを、広告を通じて商品の購入に誘導し、ブログ側はその見返りとして紹介料を得る、という仕組みです。
この仕組を提供している事業者は、国内にはいくつもありますが、その方式は大きく分けると「アフィリエイト」と「アドセンス」の2種類に分かれます。
どちらも広告ですが、収益化の方法が異なるため、それぞれの特徴を上手く活かせるような運用が重要になります。
それぞれの基本的な特徴について詳しく解説していきましょう。
アフィリエイトの特徴
アフィリエイトは、ブログに掲載したリンクを経由して商品が購入されることで、収益が発生するサービスです。
主に、A8.netやバリューコマースといったASP（アフィリエイト・サービス・プロバイダ）が、他のECサイトの商品を仲介するかたちでリンクを提供しています。
他にも、さまざまな形がありますが、リンクを経由して商品が購入された時点で、収益が発生します。
アドセンスの特徴
アドセンスは、サイトの広告がユーザーにクリックされることで収益が発生するサービスです。
広告の内容はシステム側が自動的に決めるため、基本的にブログ側が関与する必要は有馬sね。
アドセンスの分野ではGoogleアドセンスが圧倒的なシェアを握っています。
Google AdSenseは企業だけでなく、個人でも多くの人が運営サイトに導入しています。
ただし、グーグルアドセンス広告を導入する場合は、必ずお名前.comなどでドメインを取得して、独自ドメインのサイトを用意する必要があります。
Googleアドセンスとアフィリエイトは併用可能？
これからアフィリエイトをスタートする際には、「アドセンスとその他のアフィリエイトを併用しても大丈夫なのか？」って悩むと思います。
結論から言うと、Googleアドセンスとアフィリエイトの併用は可能です。
そして、アドセンス審査のときにも併用して問題ありません。
「Googleアドセンス審査のとき、アフィリエイトを貼っていると通過しない」といった情報を発信しているブログも見かけますが、基本的にこれらの情報は間違いです。
アフィリエイトとアドセンス、それぞれに適性のあるサイトは？
アフィリエイトとアドセンスの違いを説明してきましたが、それぞれどのようなタイプのサイトに適性がある広告なのでしょうか。
私はアフィリエイターとして、どういったサイトにそれぞれ適正があるのかを把握しているつもりですので、そちらを解説したいと思います。
アフィリエイトに適性のあるサイト
アフィリエイトが向いているのは、取り扱うジャンルや、ターゲットが明確に設定されているサイトです。
また、PVは必ずしも重要な要因ではなく、ニッチなジャンルであっても、問題ありません。
アフィリエイトは、想定した顧客層と商品から逆算してサイトを設計する戦略性が求められます。
アドセンスに適性のあるサイト
アドセンスが向いているのは、PVが多いサイトです。
広告は訪問者やページ内容に合わせて自動的に調整されるため、訪問者の属性や指向について細かく考える必要はありません。
とにかく多くの人に閲覧されるサイトであることが何よりも重要になります。
SNSからの爆発的な流入（いわゆる「バズり」）が中心のサイトや、インフルエンサー目当てのファンの流入が多いサイトがおすすめです。
広告併用で注意すべき点はある？
アドセンス広告とアフィリエイト広告を併用するときには注意点があります。
収益が下がらないように工夫する
基本的には、アフィリエイトのほうが報酬単価が高いです。
そのなかにアドセンス広告を掲載すると、広告内容がアフィリエイト商品と類似するので、
ユーザーがアドセンス広告をクリックしてしまい、そこから成約が出てしまう可能性があるんですよね。
すると、ユーザーが購入したとしても、クリック単価しかもらえないので、もったいないんです！
アドセンス広告とアフィリエイト広告を併用するときには、できれば、ブログごとでその都度検討して、変えるのがおすすめです。
私も、アフィリエイトとアドセンスは、両方同時に掲載してはいるものの、大規模なサイト、かつ、アフィリエイトを主力に据えている場合には、アドセンスはほとんど掲載していません。
アドセンス広告とアフィリエイト広告を併用すると、売上が下がってしまう可能性もありますので、注意をしましょう。
サイト上の広告の掲載面積は有限であり、その限られたスペースをアフィリエイトとアドセンスのどちらに優先的に割り当てるかは、広告戦略上の重要な問題です。
グーグルによる審査への合格が必要
Google AdSenseを利用するには、一つのサイトごとに、Googleによる審査に合格することが必要です。
基本はグーグルのポリシーに従って価値のあるコンテンツ記事でサイトを構成していけば、誰でも利用することが可能な広告サービスです。
ただし、ブログ内容によっては、審査に通らず、アフィリエイトのみで「アドセンスは掲載できない」というケースもあります。
どのサイトもアドセンスとアフィリエイト、両方掲載できるとは限らないのでこの辺も頭に入れておきましょう。
広告数を多くしすぎない
Googleアドセンスとアフィリエイトを併用するときは広告の数に気を付けましょう。
ページ内の広告比率が高いと、ユーザー利便を損なうだけでなく、Googleアドセンスの広告配信を制限される恐れがあります。
記事の長さにもよりますが、広告の数は1ページに3箇所程度までが望ましいでしょう。
まとめ
Googleアドセンスとアフィリエイトは併用が可能？ということと、併用時の注意点をご紹介しました。
結論から言うと、Googleアドセンスとアフィリエイトの併用は可能ですが、Googleアドセンスとアフィリエイトは広告の性質が異なるため、併用時は成果を食い合わないようにするなどの注意が必要です。
また、併用するときは広告の配置や内容に注意が必要です。
併用する場合は、状況を随時確認しながら、慎重に運用してみてください。
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