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アフィリエイトで会社設立するべき?法人化や株式会社設立する際のポイント

アフィリエイトを本格的な事業としてスタートさせたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

アフィリエイトで会社設立をすることにはメリットもデメリットも存在しています。

この記事では、アフィリエイトで会社設立をする際のポイントについてご紹介したいと思います。

アフィリエイトで会社設立をしたい!会社設立は可能?

アフィリエイトで稼ぎが出てから、会社設立したいと思った時に、考えておきたいポイントがいくつかあります。

ですが、アフィリエイトを行っていて、会社設立をしたことがない人はさまざまな疑問が頭に浮かびますよね。

  • 法人化して節税対策を徹底したい!
  • 税理士に頼まなきゃいけないけれど、大変?

こういった事も考えておきたいですよね。

結論から言うと、今はマネーフォワード クラウド会社設立」など、フォームに沿って入力するだけで会社設立に必要な書類を無料で作成できるサービスがあるため、会社設立自体は、ほとんど手間を感じずに完了します。

アフィリエイトで会社設立をすることについてはさまざまなメリットがありますので、ここではそのメリットをご紹介したいと思います。

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アフィリエイトで会社設立をするメリット

アフィリエイトで法人化するメリットについてまずはご紹介したいと思います。

会社設立自体は簡単にできますが、一度アフィリエイトで法人化する必要があるかどうかを確認してみましょう。

税金面で有利

個人事業主の所得税率は、売上を伸ばすほど増加していきます。

それは、超過累進課税が適用されるからです。

ですがこちらの表のように、所得が大きくなるのであれば、法人化したほうが税率を抑えられます。

経費として計上できる項目が多い

アフィリエイトで法人化すると事業に関する出費であれば、経費として計上することが可能です。

アフィリエイトにおける経費の例は以下の通りです。

  • 電気代
  • 通信費
  • 新聞図書費
  • 交通費
  • 消耗品費
  • 支払手数料
  • レビュー商品の購入代
  • セミナー参加費
  • 写真素材費

アフィリエイトのコンテンツの作成に関わっていれば、生活費の一部も経費に含めることができるようになるというメリットがあります。

社会的な信用を得られる

アフィリエイトで法人化するメリットは、法人化することによって社会的信用が得られるため、事業を拡大しやすいというメリットがあります。

個人アフィリエイターが法人化すると、今よりも社会的な信用を得られるといえるでしょう。

社会的な信用を得られる主な理由は、以下のとおりです。

  • 法務局で役員や会社の情報を閲覧できるようになる
  • アフィリエイターだけでなく代表取締役とも名乗れる
  • 社会的な地位が上がる

法人と個人では信用力が違いますので、信用できると判断されるケースが多いです。

アフィリエイターより会社経営と聞いたほうが、何をしているかわかりやすく、また法人化で社会的な信用を得れば、金融機関の融資の審査に通りやすくなります。

また、金融機関の融資で資金を集めれば、優秀な人材を雇って事業を拡大させることができて、売上を伸ばすことができます。

また、法人でなければ取引しない企業もあるので、法人化は新たな取引先の確保にもつながります。

最大9年間赤字を繰り越すことができる

個人事業主で青色申告を行なっている方は、年内に生じた損失を翌年から3年間繰り越せます。

一方、法人で青色申告を行なっている方であれば、事業年度内に生じた欠損金を翌事業年度から9年間繰り越せます。

決算月を選ぶことができる

個人事業主の決算月は、原則12月に設定されています。

一方で法人の場合、事業年度は一年以内であれば自由に設定することが可能です。

法人化することで、自由に決算のタイミングを設定できるのです。

アフィリエイトで会社設立をするデメリット

一方でアフィリエイトで会社設立をする上ではデメリットもありますので、この点を見ていきたいと思います。

会計処理が複雑になる

個人事業主としてアフィリエイターとして事業を行うなら、翌年に確定申告を行えば問題ありません。

一方で、法人アフィリエイターは、会社設立や専門知識を要する会計処理などを行わなければなりません。

ご自身で調べて決算書を作成できるようになれば問題ありませんが、その分事業にかける時間が減ってしまいます。

法人になると企業会計原則に従って、会計処理を行う必要があるため、経理や税金の知識がないと厳しいでしょう。

このため、顧問税理士や法人の専門家に依頼して、会計処理を代行してもらうケースも少なくありませんが、それらの費用がまたかかってくることになります。

手続きが増える

個人事業主では行わなくても良い手続きなどが、法人を設立した後には発生することになります。

国税や地方税の届出を行ったり、また健康保険・雇用年金の加入手続きを完了させるなど、様々な手続きがあることを留意しておく必要があります。

また、アフィリエイトの会社を設立する際、取引先などの振込先を変える手続きが必要なケースもあるでしょう。

社会保険の加入義務がある

個人アフィリエイターの方は国民健康保険に加入しているか、もしくは扶養内の方もいるかも知れません。

ですが、法人化すると社会保険の加入義務が発生します。

社会保険とは、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、介護保険、労災保険の総称のことです。

こちらは、役員報酬ゼロの場合、年金事務所から加入を断られるため、入る必要がありませんが社会保険料は、役員の年齢や都道府県、受け取っている役員報酬の金額によって変動します。

会社設立・解散で費用がかかる

法人は個人事業主よりも費用がかかる部分が多いことを知っておきましょう。

会社設立費は以下のとおりです。

電子定款なら収入印紙代の4万円はかかりませんが、最低の設立費用が以下になります。

  • 株式会社:約25万円
  • 合同会社:約10万円

そして、法人の維持費は以下のとおりとなります。

これらは、赤字でもかかる費用なので注意しましょう。

  • 法人住民税の均等割:7万円
  • 社会保険料:年齢、役員報酬の金額、都道府県などにより変動

そして、法人を解散する際にも、かかる費用があります。

  • 解散の登記費用:3万円
  • 清算人選任の登記費用:9,000円
  • 官報公告掲載料:約3万円
  • 司法書士の依頼料:約10万円(依頼する場合)

会社設立や維持だけでなく、解散時にも費用がかかりますし、また税理士や司法書士といった専門家に依頼すると、さらに数十万円かかります。

法人化する際は、上記の会社設立から解散までにかかる費用を確認しておきましょう。

役員報酬の金額は原則一年に一回しか変更できない

役員報酬の金額は、原則一年に一回しか変更できません。

役員報酬の金額を上げた事業年度の売上が下がると、個人の所得税や住民税が割高になります。

そして、役員報酬の金額を下げた事業年度の売上が上がると、法人税が割高になってしまうわけです。

このため、役員報酬などもバランスを取りながら考える必要性が出てきます。

まとめ

今回は、アフィリエイトで法人化するメリットや、デメリットをご紹介しました。

売上が安定している場合や、代表取締役として社会的な地位を得たいという方には法人化がオススメです。

会社設立自体は簡単にできますが、法人化には注意点もありますので、それも踏まえて、検討してみてくださいね。

アフィリエイトで会社設立