アフィリエイトで法人設立や、起業を考えている方も増えてきているのではないかと思います。
ネットビジネスの中でもとても利益率がいいこともあり、アフィリエイトは経費もかからず、事業としては効果的だといえます。
そこで、アフィリエイトで起業するためのコツやタイミングなどを会社設立を検討している方にご紹介したいと思います。
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Contents
アフィリエイターとして起業するメリットは?
会社を作る時に、誰しもが経費と利益のバランスを考えると思いますが、アフィリエイトは利益率がとても良く、経費がかからないため、起業しやすいといえます。
ですが、個人でアフィリエイトを行う場合と、起業する場合とではやはり異なります。
そこで、アフィリエイターとして事業を起ち上げることのメリットについてここでは見ていきたいと思います。
信用度が上がる
同じアフィリエイターとして活躍するにしても、個人事業主よりも法人化した方が、社会的な信用力が上がります。
ASPや広告主の中には、売り上げの安定している法人化したアフィリエイターに限定して取引したいという会社もあります。
また、今後アフィリエイトからさらに大きな事業を展開する場合、融資を受けやすくなるというメリットもあります。
法人化するだけで、アフィリエイト特有の業務内容の不透明さを抹消できるというメリットがあります。
税制上優遇される
個人事業とは異なり、法人からその役員報酬を受け取ることができるため、「給与所得控除」という税制上の恩恵を受けることができます。
簡単に言うと、100万円ぐらいの経費の上乗せができるということになります。
アフィリエイトで起業するのに必要な事
アフィリエイトをビジネスとして取り組むなら、最低限の知識が必要です。
そこで、起業するために必要なことをここではシンプルにご紹介します。
必要な費用を用意する
アフィリエイトを法人化するためには、以下の費用が必要となります。
[公証役場への支払い]
- 定款認証時に必要な手数料:50,000円
- 定款に貼る収入印紙代:40,000円(電子定款を利用する場合は0円)
- 登記手続きを進めるために必要な定款の謄本手数料:2,000円前後(250円/1ページあたり)
[法務局への支払い]
- 登記手続きに必要な登録免許税:最低150,000円(資本金の額×0.7%)
- 登記事項証明書代:1通あたり600円
- 印鑑証明書代:1通あたり450円
つまり、法人化するためには、約25万円ほどの金額がかかります。
会社設立を専門とする税理士事務所に手続きを代行依頼すれば、約20万円で法人化できます。
スタッフを雇用した際の給与
専業アフィリエイターとして、月収数百万円なら一人でも達成できるかもしれません。
しかし、アフィリエイトの事業内容を拡大し、それ以上を目指していくのなら、スタッフの雇用を検討することになります。
一人スタッフを雇えば、毎月決まった給料を必ず支払わなければいけません。
仕事の効率は上がりますが、売上関係なく給与として固定費が発生するようになります。
最近では、一般的な会社の給与形態は、固定給となっていますが、歩合制にするなど作業に応じた給与仕組みにする方法もあります。
経費計上できるほどの経費が見込める
経費とは、アフィリエイトという事業を展開するにあたり、必要な出費のことです。
実は、納税額を少しでも抑えて節税することを考えれば、いかに経費として落とすかにかかっています。
アフィリエイターなら目安として約20%~30%を経費にできます。
- PPCなどのリスティング広告出稿費用
- パソコン関連の購入費
- 同じアフィリエイターとの飲食代
- デザイナーやライターへの業務委託費用
そのため、売り上げに対してそれほどの経費が計上できなければ節税できず損してしまう可能性が高いので、気をつけましょう。
アフィリエイトで法人化するタイミング
月収で40~50万円程度になってから
法人成りをする目安ですが、節税的なバランスのことも考えると、月間のアフィリエイト収入が40~50万円程度が目安だとされています。
または、その規模になる見込みがあれば、法人化しても問題ないと言えるでしょう。
オリジナリティのある情報提供ができるようになってから
サイトに掲載する記事は、独自性のある内容を取り扱うことが大切です。
そのことにより、より多くの読者に読んでもらえる記事となっていきます。
オリジナリティや独自性があるということは、他のサイトとの差別化をはかることにもつながるため、今後も伸び続けていく可能性があります。
定期的な記事更新を行えるかどうか(自分が記事を書くこともできるかどうか)
アフィリエイトでは、サイトに掲載する記事については、定期的な更新を行うことが大切です。
事業を大きくする上でライターさんを雇いながら手広くやっている方も居ますが、やはり自分で記事を書くことができることは強みだといえます。
他の人員に頼っている部分が大きいと、それはリスクになります。
たとえば、記事更新が滞ったりすることは、アフィリエイトでは致命的なものです。
人気ブログの、ライターさんが突如辞めてしまったり、更新ができなくなってしまったりすることは、収益が伸び悩みの原因になります。
記事更新を行うことで、 SEOでの評価がアップし、検索上位に表示されやすくなりますので、記事更新がどのぐらいできるのかで法人化を考えましょう。
まとめ
今回はアフィリエイターとしての起業を目指す方向けにメリットや、そのタイミングなどをご紹介しました。
アフィリエイターの仕事は、初期費用のコストを抑えて始められるため、起業もそれほど難しくはありません。
すでに自分のサイトやブログなどを持っている人であれば、タイミングを見て、法人化してみても良いでしょう。
アフィリエイターとしての起業を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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